転職エージェントとは何か
ここでは、「転職エージェントとは何か」 ということで、転職エージェントの概要について書いています。
ポイントとしては
- 転職エージェントの成り立ち
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 人材派遣会社と転職エージェントの違い
- 人材紹介会社と転職エージェントの違い
こうしたの違いについて意識しながら理解を進めていってください。
転職エージェントって、これまでの生活の中であまりなじみのなかった人も多いと思いますので、このページでは「ふーん、転職エージェントってそういうものなのかー」って程度に聞いてもらって大丈夫です!
転職エージェントとは求職者と企業をマッチングさせる転職支援会社
転職エージェントは「人材紹介会社」や「人材バンク」と呼ばれることもありますが
仕事を探している求職者と、社員を探している企業とを結びつける、転職支援会社のことを指します。
登録者のキャリアや適正やスキルを総合的に判断して企業を紹介する、構成労働大臣の認可を受けた民間の職業紹介会社です。
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よく間違われる人がいるのですが、人材派遣会社や求人情報サイト(転職サイト)とは違います。
人材派遣会社とは、主に直接雇用(派遣ではなく)の正社員の職業紹介、斡旋を手掛けている点で異なりますし
求人情報サイト(転職サイト)とは、キャリアコンサルタントが求人企業とのマッチングをしてくれる点で異なります。
呼び方は似ていますが、全く異なるサービスなので間違わないようにしておいてください。
両者との違いについては後ほど詳しく説明します。
転職エージェントには、総合型と特化型がある!
転職エージェントは2つのタイプに分かれます。
総合型転職エージェントと特化型転職エージェントです。
総合型転職エージェントは、マイナビエージェントやリクルートエージェントなどの、大量かつ幅広い求人を紹介してくれる転職エージェントで、特化型転職エージェントは、IT転職ナビやクリーデンスなどの、限定された業種や特殊技能を必要とする職種のみを扱った転職エージェントです。
両者の使い分けは、転職エージェントの選び方のページで改めてお話しますが、ここではとりあえず
知名度が高く、求人数の多さが売りの総合型転職エージェントと、一定の業種、職種に特化した特化型転職エージェントの2種類があると覚えておいてください。
たとえば、SEを長くしてきた人が、ITコンサルタントに転職を希望している場合、IT技術系に特化した転職エージェントに登録すると
求人企業も、担当するキャリアコンサルタントもIT技術系に特化しているため、転職活動がスムーズに進みます。
傾向としては、総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの両方に登録し、転職活動を進めるパターンが一番多いです。
企業とのマッチング以外にも転職相談や面接対策にも対応してくれる
転職エージェントに登録すると、求職者はキャリアコンサルタントと呼ばれる転職相談の専門家に無料で転職の相談が出来ます。
そして、キャリアコンサルタントは求職者にマッチした求人(社員を探している企業)を、非公開求人を含めた膨大な求人数の中から絞り込んで紹介してくれます。
それ以外にも、転職エージェントは、履歴書、職務経歴書の書き方や面接対策を教えてくれたり、内定獲得時の年収交渉などをサポートしてくれるなど、便利なサービスで充実しています。
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どうでしょう。
求人情報サイトばかり活用してきた人にとっては、
「えっ、こんな便利な転職サービスがあるなんて全然知らなかった!」
って思った人も多いと思います。
知らなきゃ損する時代です。
自分にとってメリットをしっかりと理解し、転職エージェントを使い倒しましょう!
次のページでは、転職エージェントを活用するメリットについて詳しく書いていきます。