理系出身者が正社員転職で年収アップするために必要なこと
化学系、電子系、工学系、エンジニア系、生物系、、など理系といってもさまざまですが、一般的に「理系出身者」と「文系出身者」を比べたとき、「転職のしやすさ」、「年収の高さ」という面で理系出身者が有利だといわれています。
転職が当たり前の時代になった今、自分の築いてきたキャリアが転職に向いているのか、それとも不向きなのかが、年々とても大事になってきていますが、一般的に、理系の仕事の方が、文系の仕事と比べた場合、キャリアの積み重ねが年収にダイレクトに直結しやすい傾向が高いからです。
もちろん全ての仕事に当てはまるわけではありませんが、理系の仕事の方が専門性が高く、その参入障壁の高さから、他人に仕事を奪われるリスクも文系と比べて低いとも言えそうです。
ただし、そうした「理系のメリット」も、就職方法、転職方法を間違ってしまえば、全て台無しになってしまいます。
例えば、理系出身で同じ機械系エンジニアとして就職したにもかかわらず、40歳で年収1000万をもらっているエンジニアもいれば、かたや年収400万程度と給料がそれほど上がっていないエンジニアもいるという具合です。
そこで、今回は理系出身者が正社員転職で年収アップするために必要なことについて、簡潔に書いてみたいと思います。
1.転職エージェントを使う
まずはすでにご存じの人も多いと思いますが、よい条件の企業に正社員転職するためには、ハローワークを使った転職活動はもちろんのこと、自分で求人を探すタイプの「求人雑誌」や「転職サイト」の活用はおすすめできません。
「求人の質」という点や「転職のプロであるキャリアアドバイザーが担当としてアドバイスをくれる」という点でも、下記のような優良な転職エージェントを使うということがはじめの一歩になります。
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メイテックネクスト(MEITEC NEXT)
理系の転職でもっともおすすめなのが「メイテックネクスト」を活用した転職活動になります。
製造業エンジニア転職に特化した転職エージェントで実績、求人案件数ともに首位であり他を寄せ付けない強さを持っています。
各技術分野の専門知識を持ったキャリアエージェントが、求職者のキャリアに応じて割り当てられ転職支援にあたります。 -
マイナビエージェント
マイナビエージェントも理系出身者の転職活動におすすめの転職エージェントになります。
マイナビエージェントには、業界を熟知した「ものづくりメーカー専任キャリアコンサルタント」のサポートに高い定評があるため、「研究開発職」「メカトロ制御設計」「回路設計・半導体設計」「光学設計」など、エンジニアの職種から求人を紹介してもらいたいという人にもおすすめなエージェントになります。例えば「自動車業界でのキャリアアップを考えている」といった具体的なキャリアパスをお考えの求職者にもおすすめなエージェントになります。
そのため、技術系エンジニア職での転職を考えている人は、「メイテックネクスト」と「リクルートエージェント」だけでなく、「マイナビエージェント」も積極的に活用することをおすすめします。 -
Spring転職エージェント(アデコ)
世界最大手の人材企業であるアデコが展開する、Spring転職エージェントも理系出身者の転職活動におすすめの転職エージェントになります。
Spring転職エージェントの強みとして、首都圏や関西圏だけでなく、それ以外のエリアのエンジニア求人も豊富に持っていることや、グローバルな転職エージェントという強みを生かした、海外拠点のエンジニア求人も多数保有していることがあるので、様々な要望を持って転職活動をしているエンジニアの求職者にとって、非常に魅力的な転職エージェントだと言えます。
キャリアコンサルタントの質が高いのもSpring転職エージェントの強みの一つですので、積極的に活用してみてください。
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リクルートエージェント
リクルートエージェントは、理系の転職に強いエージェントの一つです。
エンジニア転職に関するノウハウや数多くの実績だけでなく、同業界内に多くのコネクションを持っています。
なんといっても、保有している技術系エンジニア求人の圧倒的な多さがリクルートエージェントの強みですね。
リクルートエージェントは総合型転職エージェントですが、メイテックネクストと併用して登録してみることをおすすめしたい転職エージェントになります。
2.自分の年収を常に他人と比較する
まずは、自分の年収をあらゆる対象と比較することが大事です。
わかりやすいところで言うと
- 大学の同期と比べて自分の年収は高いのか低いのか
- 会社の先輩はどのぐらい給料をもらっているのか
- 同じ業界で一番給料をもらっている人はいくらぐらいもらっているのか
こういうことを常日頃チェックするということです。
自分の給料と同じ業界で働いている他人の給料を比較することで、高い給料をもらうためにはどのようなキャリアを積み重ねていく必要があるのかが明確にわかり、それが働くモチベーションになります。
給料を意識して働くことの重要性は、もちろん文系出身者にも当てはまることではありますが、「積み重ねるキャリアが自分の仕事上の地位を強烈に守ってくれる」という意味において、理系出身者の方がより重要になると確信しています。