セクハラ上司の特徴!泣き寝入りはNG
職場で絶対に許されない行為の一つにセクハラがあります。
どさくさに紛れておさわりするという意味では、セクハラは満員電車内の痴漢行為にも似ています。
セクハラは、上司などの仕事上立場が上の人間から下の人間に対して行われることがほとんどですが、最近では、男性上司から女性の部下に対するセクハラだけでなく、女性上司から男性部下によるセクハラも増えてきているのも特徴です。
セクハラしてる本人は、無自覚でやってるケースが多いのも特徴で、セクハラは「性癖」の一種だとも言われているほど恥ずべき行為です。
職場に働きに来ているのに、何で不快な性的な嫌がらせを受けなければならないにでしょうか。
セクハラ被害にあっている従業員が、会社辞めたくなる気持ちはすごくわかります。
そんな問題ばかりのセクハラ行為ですが、どのような行為がセクハラに該当するのか、まとめてみることにしました。
セクハラ上司は性欲のはけ口を常に探しているのが特徴
セクハラ上司というのは、どんな会社にでも一定数いるものですが、その特徴としては
- 飲み会で酒アルコールが入ると豹変するタイプ
- 周りから見ても異性へのボディータッチが目に付く
- 祝福する場面を利用して、抱きついたり肩を抱いたりしてくる
- 異性に対してエッチな発言して反応を見て楽しむ
- お局による若い男性社員へのセクハラ
- 立場を利用して口説きにくるタイプ
- どさくさに紛れて胸やお尻をピンポイントに触ってくるタイプ
- ホテルに誘って肉体関係をせまる完全に度を越しているタイプ
このように、セクハラの度合いもグレーゾーンから完全ブラックまで様々になります。
ただ一つ言えることは、セクハラされた方が毅然とした態度で拒絶する姿勢を見せないと、セクハラはエスカレートしてしまう一方だということです。
組織内で立場が上のモノからされた客観的な「スケベ」行為すべてがセクハラになります
まず、セクハラの定義から確認しましょう。
職場におけるセクシュアルハラスメントとは、「職場」において行われる、「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により労働条件について不利益を受けたり、「性的な言動」により就業環境が害されることです。
このように、厚生労働省のホームページでセクハラの定義が規定されています。
セクハラ上司は、恥知らずで厚顔無恥な人間が多く罪悪感を持っていないのが特徴です。
彼ら(あるいは彼女ら)の魂胆は明白で、そこには「あわよくば・・・」というスケベ心が見え隠れしています。
コンプライアンスがしっかりしている「まともな会社」であれば、セクハラ対策ということで相談窓口なども設けているところが多いと思いますので、上司のセクハラ行為が止む気配がないようであれば、泣き寝入りせず、相談すべきでしょう。
そうでもしないと、モテてると勘違いしてるセクハラ上司の「スケベパワー」を抑え込むことはできないでしょう。
セクハラ上司は断れないタイプの人間をセクハラのターゲットにする
セクハラ常習者をウォッチしていると、
- 「行けそうか?」という尺度で相手を選んでいる
- 最初は相手の出方を見るため、さりげなくセクハラしてくる
というように、エモノを用意周到に狙っているのが特徴的です。
セクハラ上司に舐められたら、確実ににターゲットにされ漬け込まれます。
セクハラ上司のセクハラは拒絶の意思表示をしないと無くなりませんので、セクハラされるのが嫌なら、毅然とした態度で臨みましょう。
中小企業の社長がセクハラ気質で自覚がないと最悪
ただし、もうお手上げなセクハラも中にはあります。
それは、中小企業のオーナー社長など、絶対的な権力者によるセクハラです。
大手企業の社長であれば、株主の顔色をうかがう必要もありますし、コンプライアンス違反が発覚した場合、自らのクビがすぐにとんでしまう可能性がたかいため、表立ったセクハラは難しいのです。
一方の、中小企業、零細企業のオーナー社長というのは、株式公開していないため、100%株主を自分で持っている場合が多く、誰も逆らえない王様のような存在であるケースが多いのです。
中小企業のオーナー社長にセクハラを受けてしまい、もはや逃げ切れないところまでエスカレートしてしまわないうちに、本気で転職を考えましょう。
ちなみに、転職マニアが以前働いていた会社の社長も、かなり悪質なタイプのセクハラをしていました。
何が「たちが悪い」かというと、
- 親身な社長というイメージが確立されている
- 中小零細企業のオーナー社長である圧倒的な地位をフル活用してる
- セクハラしてるってことに全く自覚がなく、むしろ良かれと思っている
というところです。
具体的に言うと、ことあるたびに女子社員を呼びつけ、「彼氏とはどうなっているのか?」などのプライベートなことについて、根ほり葉ほり聞いてみたり、気に入った女性社員を社長秘書に任命することで、2人きりになる時間を増やしたりと、とにかくやりたい放題です。
その勢いはすさまじく、飛び込み営業に来ていた女性に対して、その営業手法を褒めまくった挙句、契約した立場を利用して、打合せの回数を増やして、自分の会社に入らないか説得を始めた結果、その押しの強そうな女性の営業ですら、すぐに逃げていってしまいました(汗)
その根底にあるのは、「良かれと思って」という自分本位な考え方。
このタイプの勘違い系の人間には、何を言っても無駄です。
「俺の会社なのに、何か問題でもあるわけ?」
ぐらいに思っているでしょう。
上司(社長)からのセクハラを回避する3つの選択肢
結局、上司(社長)からのセクハラを回避するには、次の3つのいずれかしか選択肢はないと思っています。
- 何とかしてセクハラをやめさせる
- 見切りをつけて、別の職場に転職する
- そういう人だと思ってあきらめる
セクハラを無くすためにも、何とかセクハラ上司本人に、自分のやってることがいかに恥ずかしいことかをわかってもらって、セクハラをやめてもらうのが一番いいですが、「ボディータッチも一種のコミュニケーションだよ」なんて開き直るような厚顔無恥の人間が多いのも事実デス。
悪いことはいわないので、聞く耳を持たないオーナー社長や圧倒的な権力権威を持っている上司からのセクハラの対象になったら、そこが一生いたいと思える会社でない限り、評判の良いおすすめ転職エージェントに登録して早めに転職活動を始めた方が良いです。
自分のことを客観的に判断できない、しょうもない社長のもとで我慢して働いても、そこに明るい将来はありません。