働く気力がわかない理由と対処法
働く気力がわかないな・・・
と悩んでいる方は多いと思います。
私もこれまで働く気力が出なくて、燃え尽きた後の燃えカスのような状態が続いたことがあります。
そんな時は
- 何か精神的な病気になったのかも
- うつ病になったのかな?
- 燃え尽き症候群かもしれないな
と不安になりましたが、いろいろな病院の心療内科で診てもらっても、どの病院も病気になっているという診察はされませんでした。
働く気力がわかないことで悩んでいる人は多いと思いますので、私自身が働く気力がわかなかったときにどうやって、それを克服し、モチベーションを維持したのかを実体験を交えて書いてみたいと思います。
職場の人間から必要とされているか
人の生きがいというのは、周りに人間に必要とされているかで大きく変わってきます。
ここでは「働く気力」がテーマなので、周りの人間は「職場の人間」ということに置き換わります。
つまり、まず「現在定職に就いていない」人は、会社で働いていないため、職場の人間から頼りにされようがありません。
そのため、
- 無職の人
- ニート
- 引きこもり状態の人
- パラサイト状態の人
と呼ばれている現在定職に就いていない人たちは、まずどんな業態の職場でもいいので、仕事をしてみることをおすすめします。
「自分なんてどうせ働いても大した戦力にならないし・・・」
そんなことはありません。
私自身、大学卒業後、最初の会社い就職するまでにかなりのブランクがあったため、職場のみんなのお荷物にならないかとても不安でしたが、未経験者でもこなすことが可能な仕事から任せてもらい、周りからの信頼を勝ち得て、徐々にやりがいのある重要な仕事を任せてもらいました。
振り返ると、働いていない空白の期間に、働くことへのモチベーションを無理に鼓舞しても、ほとんど意味はないと感じます。
また、無理やり精神状態を高揚させても、無意味に疲れるだけです。
働きながら、職場の同僚やクライアント(取引先企業・お客さん)に必要とされることで、自然とモチベーションは上がってくるものだと経験上からも思っています。
今働いていなくて、働くことにやる気が出ない人は、まずは一歩踏み出して、会社の規模や職種・業種を気にすることなく、自分を必要としてくれる組織で働いてみることをおすすめします。
20代であれば、現在ニートであったり無職期間中であっても、転職支援サービスを使って働き口を見つけることが可能です。
今の職場で「働く気力が出ない」場合、環境を変えるのも選択肢の一つ
一方、今働いている状態の人が、働く気力を失ってしまった場合の対処法について書いてみたいと思います。
この場合いくつかの原因が考えられます。
- 仕事が忙しすぎて心が折れてしまった場合
- 会社の将来に希望を持てず、自分の将来が不安でたまらない
- 今の仕事に興味を持てなくなってしまった
- 職場の人間関係が原因で今の会社で働きたくない
- 仕事が単調に感じてしまい、働いていても楽しくない
このような状態の場合、働く気力が出なく、モチベーションが上がらず燃え尽き症候群のような状態が続いてしまうことがあります。
病院の心療内科で診てもらっても、精神的な疾患にかかっていないのであれば、職場を変えることで、環境を変えることも、働く気力を取り戻す一つの選択肢になります。
私自身も、最初はモチベーション全開だったのに、いつも間にか働く気力が出なくなった場合は、自分に今の職場で創意工夫することがないかを考え、職場の配置換えを上司に申し出たり、転職したりして、「周りの人」や「働く職場」など環境を変えることで、働く気力を取り戻したことが何度もあります。
「働く気力が出なくなったな」と感じたら、転職することを前向きに検討するタイミングかもしれません。